台風10号(サンサン)が九州から四国、そして近畿に上陸しています。 上陸前は勢力が強く心配してましたが上陸後は勢力は衰えたようですが線状降水帯が発生し各地に被害をもたらしているようです。 最近は線状降水帯が発生しやすく、急激な雨になすすべもない事が多くなってますね。 何か抜本的な対策が無いと今後も増えていき山間部や河川周辺に住むのはリスクが高くなりますね。
さて、今日で8月も終わりですね。 明日からは9月。 9月のアメリカ相場はパフォーマンスが悪く年間を通しても最も悪い月として有名です。 どうして9月はパフォーマンスが悪いのか? また、今年の9月はアノマリー通りなのか? 考えていきたいです。
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9月のアノマリー

去年の9月にもアノマリーに触れていますが、9月は1年を通してもっともパフォーマンスが悪い月で1950年~2020年の平均で9月は-0.4%の下落と他を圧倒しています。 どうしてそうなるのか?
それは。
- レーバーデイ後に投資家たちが帰ってきて取引高が高くなる。
- レーバーデイ後にトレンドが変わりやすい。
- 過去にも9月に大きな暴落を経験している。
- IPOや公募増資が増えて資金が分散しやすい。
他にも要因はあるでしょうが今回は以上を考えていきたいと思います。
レーバーデイ後に投資家たちが帰ってきて取引高が高くなる
9月の第1月曜日は「労働者の日」として祝日となっています。 今年は9月2日からですね。
そのレーバーデイ明けから夏のバカンスを過ごしていた投資家たちが市場に戻ってきます。 「Sell in May, and go away, don’t come back until St Leger day.」訳すと「5月に売って去れ、そしてセントレジャー・デイまで戻ってくるな」という意味になります。 セントレジャーデイはイギリスの競馬の日です。 5月に一旦株を売って9月中旬まで戻ってくるな!というもので投資の世界では有名な格言です。 ですから、9月には投資家たちが長いバカンスから戻ってきて資産を売買するため取引量が増え株価等の値が動きやすくなります。
取引高が高くなることで値動きが激しくなり取捨選択も相まって不安定な値動きになりやすくなります。
レーバーデイ後にトレンドが変わりやすい
そこで戻ってきた投資家たちの動き如何でこれまでのトレンドの流れがガラッと変わる可能性が多いのです。 バカンスを満喫していた投資家たちと休むことなく活動してた投資家達とは投資てもベクトルが違ってきます。 この時期にセクターローテーションをして6月~8月に形成されたローテーションが変わりやすいのが原因です。 トレンドが変われば今まで弱含んでいたセクターが強気になったり強気だったセクターが下落したりと価格が反転する事もあるので注意が必要な時期です。
過去にも9月に大きな暴落を経験している
これはたまたまかも知れませんが、、、 9月に歴史に残る大暴落を経験してるので投資家心理として警戒感が強いです。 1929年の世界恐慌や2008年のリーマンショック等の大暴落は9月が始点でした。
不安定な動きをすることが多い9月に暴落が多いのは複数の要因によってもたらされる可能性が多いのですが9月に暴落が多いのは上記の原因も合わさって調整程度の原因でも大きく価格が動きやすくなってる時期なのかもしれません。
IPOや公募増資が増えて資金が分散しやすい
9月はアメリカでは新学期・7新年度の始まりの時期です。 日本では4月の時期に相当します。 この時期はスタートの時期なので皆が頑張ろう!と意気込んでる時期。
また、IPO(新規株式公開)や公募増資等が一斉に動き始める関係で投資資金が分散される傾向にあります。 そのため資金の移動が起こりやすく売られやすい銘柄は大きく下がりやすくなるので注意です。
まとめ
以上の原因を考慮して思うのは9月はトレンドの形成に注意を払いつつ投資判断したい所です。 私も買いたい銘柄がいくつかありますが、今は我慢してるところです。 今後大きく値が動き下げる事があれば仕込みどころと考えたいですね。
また今年の9月はアメリカの大統領選挙の討論会が開催されそうです。 まだ、相手のディベート中にマイクをオフにするかしないかで揉めてるようで確実ではないですが、そこでだちらかに有利な討論会になれば、セクターや株価は大きく動きやすそうです。 先ずはそれまで様子見しようかと思ってます。

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