8月24日。 米市場は今日のパウエルFRB議長の発言等を気にして下げています。 前日のエヌビディアの好決算で上昇した分を戻す勢いでした。
アメリカの今は確実に景気後退局面に進んでいます。 数々の指標でも景気後退をうかがわせるものが散見されてきました。 しかし、雇用環境は依然として強く、FRBが利下げに踏み切るための条件はまだ整っていません。 今日の会見でパウエルFRB議長が何を言うのか?注目しています。 利下げに関して未来的な発言をすれば市場は好感して株価は上昇するでしょうし、タカ派的な発言で利上げについて言及があれば落胆の下げがあるでしょう。
しかし、昨日の下げもあり警戒感は高まっている事が事前に出ている事もあるので利上げへのタカ派発言が無ければ反発上昇も期待できそうです。
翻って、日経平均は前日の米市場の下げて大幅下落。 ここ最近は米市場との連動も低下傾向でしたが今日は「アメリカがくしゃみをすれば日本は風邪をひく」の諺通りの展開です。 今日の日経平均は622円の下落で日米で全面的な下落です。 ただ、日本市場はまだ割安なのではないかと思われますのでこの下落は買い場とみてもいいかもしれませんね。
また、米市場もCNNのFear and Greed インデックスのデータでは恐怖感を指すFearに針が傾いています。 (Fear and GreedはFear(恐怖)とGreed(強欲)の指数で投資家たちが今、恐怖を抱いているのか強欲感でいるのかを計ってる指数です。) 市場に恐怖感が出てきているという事は上昇する可能性が高くなっています。 9月は暴落の歴史が付きまといますが、短期で見れば上昇する可能性も秘めていますが、私としてはもう少し様子を見たいと思います。 恐怖指数であるVIXも17程度と決して高くはなく22~30ぐらいに高くならないと恐怖感が高いとは言い難い状況ですのでFear and Greedインデックスのみで判断できかねます。 VIXが22以上となりプットコールレシオが1.1以上となったら買い増そうかと思いますね。 (これはあくまで私個人の判断基準ですので投資をされる場合は自己責任でお願いたします。)
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