6月19日、市場のスタートとから下げが目立ち一時的にプラス圏に戻すものの午後から再び下落。 執筆時現在、約400円程の下落です。
どうして下落しているのか？ 大方の見方では利益確定売りによっての下落ではないだろうかということです。 ヒートマップを見る限りでは全面的に売られている様子で特にハイテク株が多く売られている印象です。 東京エレクトロン・アドバンテストやファーストリテイリング・信越化学工業・トヨタ自動車が特に2％～３％程下落しています。 このところの上昇に一服感をもたらす今日の下げですが、このまま下がっていくのでしょうか？
ドル/円の値動きも一進一退状態でここ最近の相関関係から言って株の上昇材料に乏しいんじゃないか？ というのも理由です。 自民党の解散総選挙を見越して身構えていた投資家も大きい多でしょうから解散がなくなった今、これ以上の日本株上昇は難しくなってくるんじゃないかと考える人も多くなってきますね。 色んな懸念材料はあれど、長期的に見て日本株はまだ上昇の余地があると思います。
今は明るい改善策や円安等で買いやすく割安だった日本株に海外投資家を中心として買いが入った状態ですが、今後は株主総会が相次ぎ配当や業績見通しが明るいものになればさらなる資金が日本株に注がれると思います。 コロナ禍で疲弊した経済が上昇している事と、商品やサービスの値上げによって企業の体力が向上し、将来に向けた投資をしやすい環境が整いつつある日本企業にはまだまだ上昇期待ができると思います。 短・中期では今後のドル/円の動きに大きく寄与する日銀のYCCの上限幅の拡大、もしくは撤回は避けられない未来とありつつあります。
私個人の見解としては長期的に日本株の上昇は見越しつつ短期の見方は警戒していく戦略で投資していきます。
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