日経平均そろそろ天井?

経済

 本日7月3日の東京証券取引所で日経平均終値は564円高の33,753円でした。 年金機関等のリバランスによる売りが一巡したのもあり大きく反発しましたね。 その他 先週末の米個人消費支出(PCE)の統計を受けてインフレ懸念が和らいだとこと、また本日の日銀短観で大企業の業況判断が製造業・非正業業ともに予想を上回ったことによって上昇機運となったと思われます。

 しかし、気を付けたいのはこのところの投資家の売買動向をみると海外投資家は売り越しているようです。 そして前にも言ったように国内の個人投資家が買い越している模様。 セオリー通りに先ず海外投資家が買い先行して、上昇が続けば国内個人投資家が買いはじめます。 その動向を見て、海外投資家は一旦売り浴びせます。 ここまでは予想通りの流れです。  さて、その先はどうでしょう? そろそろ天井なんじゃないか? そう囁かれています。

もう天井なのか? 

 本当にもうそろそろ日経平均は天井なのでしょうか?  従来のセオリーなら一旦調整の下落がやってきそうです。 ですが、中・長期的に見て私個人の意見としてはまだまだ上昇する可能性があると考えています。 先ず、今日本ではモノの値段が上がり続けています。 これはここ何十年もデフレだった日本では大きな変遷です。 ただ上がり続けるだけならマイナスなイメージですが今の状況は「値上げは嫌だけど仕方ないか」というマインドに国民が変わったように感じています。 物価の上昇は企業の収益を向上させ、収益が上がれば内部留保ではなく投資に回すようになります。 企業がさらなる利益の追求をするために研究開発・設備投資・人材確保に資金を使えばおのずと企業の力は強くなっています。 その先は収益がさらに増えた企業は給料を上げていきます。 上げなければ必要な人材を他の企業に奪われますからね。 

 企業が強くなり、個人の給与は上がるスパイラルができればそれはおのずと株価に反映されます。 今の日本はその可能性が出てきたのではないかと考えています。 著名投資家バフェットが日本株に魅力を感じているのは長く割安だった日本企業の強さが評価するに値したからではないでしょうか? 長い間、平行線をひた走っていた日本株、コロナの時にもじっと耐え大きな下落もなく耐えてきた強さが今の上昇の根強さにつながってように感じてきました。 

 もちろん、急な上昇は同じエネルギーで下落する可能性は高いです。 ですが、長く燻っていた力が本当の力なら多少の下落を経て再び上昇すると考えています。 失われた30年と言われた今までを払しょくするかのようにジワジワでいいので強い経済を取り戻したいですね。 これは個人的な希望ですが、、、 

どう投資するか? 

 では今、どう投資していくか? ですが今は個別株より日経平均に連動するETFがいいのではないかと思っています。 個人的にはS&P連動インデックスとオルカンに日本全体にも少し投資してもいいなと考えています。 短期の売買は不得手なので長期目線で考えていきたいと思っています。

コツコツどかーん

投資歴4年程の投資初心者40代後半♂です。 インデックス投資と個別株、コモディティに仮想通貨、たまにFXもちょっとだけやってます。  個人的な投資経験と投資情報を自己流に発信していきます。 資金は少ないですが継続は力なり!で前向きに続けていきます。

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