7月6日、日経平均は565.68円の下落で節目の33,000円を割って取引を終了しました。 7営業ぶりに節目を割ったことで大きな下げ圧力になったかもしれませんね。
今日の下落の原因は?
今日の下落要因としては先ず、昨日のFOMC議事要旨でのパウエル議長の発言がタカ派よりだったことで予想していたとは言え、今後の利上げにつながる強めのメッセージだと捉えられたこと。 次に欧州や中国の経済指標が良くなかった事で世界的な景気悪化を懸念した売りであること。 特にユーロと中国のPMIが下がっているのがリスク回避的な動きを促進させていますね。 その他、バイデン大統領が中国企業に対するクラウドコンピューティングにおける規制の新たな内容を示唆しており、一時は700円近く下げる場面となっています。 また、7日と10日に予定されているETFの分配金確保のための売りです。 この規模が約1兆円程のなるとのことでしばらく軟調に推移しやすい状況です。
など、いくつかの要因とそろそろ天井なの?という大衆心理も働いてか連日の下げとなっているようです。
今後の動きはどうなる?
そこで、今後の市場動向はどうでしょうか? もともと7月のアノマリーでは七夕天井とか投資の界隈では言うそうで、下げやすい時期でもあるようです。 特に7・8月は下げやすいんだとか。 もちろん色んな要因があって上下してるわけですから毎年同じようにはいかないとしても確率的に多いのはデータでも示されいます。 今日は米ADP雇用統計の発表がありますし明日は本番の米雇用統計が控えています。 ここで強い指数がでれば益々7月26日のFOMCで利上げが確実視されてきます。 その場合、0.25%なのか0.5%なのかで大きく動くことになりそうです。 米国の話は一旦置いといて、下げやすい7・8月では一般的に動かないのがいいんじゃないか?というのが私の答えです。
下げればいい銘柄の株を安く買えるようになりますし、保持してる株が上がれば利益が増えますのでそれもいいことです。 多少の上下は考慮していますので気になってる株が下げてくれれば買い向かおうと思っているとこでもあります。 今後の動きは下げ続ける事もないような気がしていますのでいったん下げてまた上昇してくるんじゃないかと思っています。 短期では下げ、長期では上げが今の考えです。
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