先日に引き続き楽天グループについて書いていきますね。
楽天グループは三木谷浩史社長が創業したEコマース、通信、金融、不動産を運営する企業です。 日本の生活に欠かせない存在として知らない人はいない程の企業です。
執筆時点での楽天グループ(4755)の株価は561.4円です。 先日執筆した時点からも上昇しており、移動平均線を大きく超えてボリンジャーバンドの天井を推移しています。
私個人としては585円付近をレジスタンスラインと捉えている為、このレジスタンスラインの帯に掛かった所で一旦売りたいと考えています。 そこまでは様子を見つつですが買い増しも含めて検討したい所ですね。 楽天グループの業績は通信事業である楽天モバイルが重要なカギとなっておりますが、今現在の契約者数は0円プランの廃止後に微増しただけです。 事業収益を高めるプランとしては契約者数の増加は不可欠。 それにプラチナバンドの獲得と自社基地局のカバー率を上げることで他社(au)に支払っているローミング費を大幅に抑えることができます。 また、楽天経済圏をうまく利用してARPU(アープと言って一人の契約者から1か月にいくら収益を得ているかの指数)が現在1472円の所を大きく上昇させる必要があります。 (ちなみにNTTやau等は4000円前後)
直近ではアハモで低価格の契約者を増やしたNTTは新しいプランでさらなる攻勢をかけてきています。 金額や内容が大差なくなれば大手が有利になります。 楽天グループ(4755)については他の事業が好調なだけに楽天モバイルの業績一つで株価が大きく左右される状況は残念ですし、博打に近く長期に持つのは少々考え物です。 ですから私は短期保有で考えています。 長期で保有するには配当利回りも低いですからね。 短期で持つ以上は業績云々よりチャートを見ながら売買していきたいと考えていますので細目にチェックしていきたい銘柄です。
コメント