ここ数日、冬の寒さを忘れるような暖かい日が続いていますね。 日中はちょっと体を動かすと汗が出るくらいです。 これから桜の開花時期が近づいてきています。 投資においてもパッと花開く収益を上げたい所です。
さて、このところの日米の市場は弱含んでいます。 米国はCPIやPPIの指標が予想より強く出てしまい、利下げが遠のくとの観点からドルが弱くなり円高に振れました。 また、長期金利が再び上昇して株の上値を抑えてきましたね。
日本では米国の指標が上振れた要因で円高になり、ハイテク株を中心に売られています。 一時は4万円の株価を超えていきましたがその後失速。 38,707円近辺で推移しています。 私がずっと持ち続けている三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)も結構この機に下げてきていますので買い足そうかなと思案中です。
そしてここまで快進撃を続けてきたBTCが失速しています。 今日はそのことについて。 そして今後どのように考えればいいのか書いていきたいと思います。
当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
なぜ今、BTCは下げてる?
BTCの今の上昇については以前にも述べましたが、BTCは半減期を周期的に迎えます。 半減期は今までのBTCのマイニングで作れる数が半分になる切替え時期です。 その後にはマイニング時に発掘されるBTCの量が半分になるため価値はおのずと上がっていくというものです。 今まで3回の半減期を迎えていますが毎回、半減期後には大きく上昇しています。 今年も年初からずっと上がりっぱなしで上昇してきました。 ですが、ここ数日は下落基調です。
どうして上昇基調が一転下落基調になったのでしょうか? それは米国の経済指標の一つであるPPI(生産者物価指数)の数値が予想に反して高く、ここまで順調に下がってきたインフレ指数が再燃するのではないか?との懸念から利下げが遠のく憶測が投資家たちの中で飛び交うようになりました。 利下げはハイテクセクター等のグロース株に追い風となります。 また、グロース株と連動性が高いのがBTCです。 長期金利があがりグロース株を中心に株が下がればBTCも今のうちに一旦売却しようとなるわけです。
また、もう一つ考えられるのは半減期前に見られる下落です。 2016年2回目の半減期には半減期前に上昇し直前の1ヶ月前に上昇分を抹消する下落を経験しています。 半減期前の下落に備えた利益確定売りも下落を加速させた原因ではないかと思います。
この下げはいつまで?
では、この下げは一体どのくらい下げるのか? また、いつまで下げるのか? 気になるところですよね。
2回目の半減期には約25%ほどの下落でした。 半減期前の下落には20~30%の下落を覚悟しておく必要があります。 執筆時点でのBTCの価格は9,851,737円前後。 ピーク(10,900,000円位)から今朝の下落時の底辺値(9,680,000円位)には約12%の下落です。 まだ、下落余地はありますよね。 ただ、これは半減期前の下落のみを考えた場合です。
では、その他のファンダメンタルズ的な考えに基づく下落はどのくらい影響するでしょうか? この先の米国の利下げ観測が後退する経済指標やFRB理事の発言等で大きく下げる可能性もあります。 その場合は色んなケースが考えられるため予測は難しいものになりそうです。 少なくともBTCの半減期は4月中旬から下旬です。 そのころまでの米国の経済指標いかんで、ボラティリティが高くなりそうです。
今後の戦略は?
この先の投資戦略としてはどうするのか?
私個人ではBTCとEHTを保有していましたが、今朝の下落を見てる時に一旦売却しました。 それまでは下落しても一時的なもので調整に過ぎないから持ち続けていればいいと考えていましたが、投入金額も多くないので税金的にもリスクは少ないと考えて売却判断に至りました。
この先、いつまで?どのくらい下落するかは正直わかりませんが20~30%の下落を経験したらまた買おうかと考えています。 今度はEHTは買わずBTCのみとなりそうですが、さらなる下げを期待している自分に背徳感を感じます。
以前にも述べましたが、半減期後の半年後に上昇が始まる事が多いので半減期前後には買わないようにしようと考えています。
まとめ
BTCの上昇は以前のピークから大幅に上昇し以前のピーク時(2021年11月頃)に買ってる人も一旦利確した人も多いのではないでしょうか?(私もそのうちの一人) その上で買ってる人も多い状況ですからボラティリティが高く激しく上下します。 仮想通貨に至っては以前からボラティリティが高いのは周知の事実ですからこの下落は調整であって暴落ではないと考えてる人も多いと思います。
実際に過ぎてみないと検証のしようもないわけですが、私の個人的な考えでは暴落には至らないのではないかと思いっていますが調整局面は今後1ヶ月半は覚悟しています。 一旦下落の恐怖が高まれば売り浴びせが起こる可能性もあるため大きな下落があっても買い向かうチャンスだと捉えようと思います。 長期的には半減期後の半年後から上昇が見込めるため長期的に考えて保有するほうがいいと考えます。
当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
コメント