7月19日。 IBM(インターネット・ビジネス・マシーンズ)の第2四半期決算が発表されました。 IBMはテクノロジー企業でビッグデータ等を処理し分析する業務にシステム・インフラサービスを提供して企業の総合的なコンピューティングを支える会社です。
決算内容は?
- 売上高 予想155億8000万ドル 結果154億8000万ドル
- EPS 予想2.01ドル 結果2.18ドル
で、売上高は0.4%減と冴えない内容でした。 しかし、EPSは予想に反し上昇したことで株価は概ね横ばい推移でした。 IT関連の経費削減を実行しつつある中、メインフレームコンピューティングの売り上げが落ち込み業績を圧迫したようです。
CFO(最高財務責任者)であるジェームス・カバノーはメインコンピュータの売上高は14.6%減少したと言っていたようです。
今後の展望。
売上高の減少が目立つが、AI関連サービスに力を入れており、AIとデータを組み合わせたサービスであるwatsonxを5月に発表したばかりで今後の成長に期待できる。 また量子コンピュータにも力を入れており、量子の正解が広がれば広がるほどIBMは収益を高められそうです。 ソフトウェア事業の売上高は7.2%増の66億と収益に貢献しています。
個人的には将来性もAIと量子にかかわるサービスが絶対的に必要となる事を踏まえ、このまま長期で保有したい銘柄だと考えています。 保有銘柄ではハイテク系が少ないので数少ない保有ハイテク銘柄です。
逆に大きく下げる事があれば精査したうえで買い増したい銘柄でもあります。
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