初心者のコツコツ投資記録

5月のFOMCでの0.25％の利上げで6月には利上げはない。　これがここ最近までの大方の予想でした。

米国時間昨日、バイデン大統領とマッカーシー下院議長が債務上限問題で協議しましたが話はまとまらず延長となりました。　この問題は6月1日には米国の債務上限に達し債務不履行に陥る可能性がある問題で毎回話し合いの元、解決されてきた経緯があります。

とうとう去年からずっとくすぶり続けていた「スタグフレーション」が意識され始めました。　YouTubeやニュースでささやかれ始めたのです。

ここの所続いているアメリカの金融不安。　数行の金融機関が破綻したことで、まだまだ続くのではないか？　商業用不動産の債務も金利上昇で大幅に膨らみ同債務を抱える地方銀行に不安が高まっているんですよね。

本日の日経平均は年初来高値の29,388円30銭で終えました。　約1年半ぶりの高値。

今回はぎりぎりまで決着のつかない予想が大半のようです。　バイデン大統領の支持率が36％と低迷し続けている事で何としてでも譲歩を最小限に収めたい民主党と政府の歳出を抑えたい派が強い今回の共和党でマッカーシー下院議長のリーダーシップの弱さとが相まって交渉がうまくいかなさそうだと言う向きが優勢です。

基本的にはCPIが予想に反して高いようなら下落。　反対に低いようだと上昇といったところでしょうか？　　　市場も今日のCPIには注目していると思いますのでボラティリティが高そうです。